コーポラティブ住宅
自分の「まち」をいちから作る楽しさ。
「少し自分たちのこだわりを加味した、自分たちの住みよい住宅が欲しい。自分たち家族の暮らし方や好みなどを大事にしたい。」
「分譲マンションのプランは、どこもありきたりでそれぞれの好みや自分たちの暮らしとズレがある。」
「もし土地や予算があれば、建築家に頼んで自分たちが心地良い戸建てを建てられるのだが・・・」。
こうした願いをかなえるために、何世帯かが一緒になって、建築家に依頼して集合住宅を「建てる」方式、
それがコーポラティブハウスです。
そして、市内中心部でも、一般的に戸建て住宅用には難しく、集合住宅にしか活用できない土地などでしたら、
都心に割安で住宅を建てるという最大のメリットを享受できます。
戸建て用にはうまく分譲できないような不向きな土地を一体で活用することができれば価格も割安になり、住宅の建設も可能となります。
集合住宅なのでスケールメリットも働き、間の壁や柱もありますので、同じ鉄筋コンクリート造でも戸建てより工事費を抑えることが可能です。
マンションメーカーが住棟を切り分け、付帯設備をまぶしてパッケージング、人手をかけて販売する、といった手間や費用も省けますので、その分お得となります。
また住戸プランも一律にするのではなく、場所や空間ごとの魅力を引き出して、
それぞれの暮らしの好み、例えば「――静かさが大事、日当たりが一番、プライバシーを重視、オープンがいい、一体空間が好み、個室に分けたい――」
などの個々の希望に応じたプランニングも可能です。
新しい集落のかたち。
コーポラティブハウスが自分たちで「建てる」方式なのに対し、建売や分譲マンションは業者から「買う」方式です。
建売業者やマンションメーカーとしては、効率よく売るために万人向けの画一的なプランにするため、
ひとりひとりそれぞれの暮らし方とズレが生じるのは仕方がありません。
また広告宣伝費やマージンなどのコストが必要になりますので、
販売価格の6割程度が正味の土地・建物代で、残りの4割がこうした経費やマージンで占められる、というのも「売る」事業の宿命なのです。
分譲マンション方式は住宅不足の時代ならではの方式。
いまはその大量供給・高コストの事業体質だけでは、それぞれのお客さまの嗜好にあわせた住宅が欲しいという需要に対応できません。
その各々のお客さまの要求(価格や暮らし方)にマッチした住宅をご提供可能なコーポラティブハウスという方式が注目を集めるようになってきました。
自分好みのコミュニティづくり。一緒に作る楽しさ。
コーポラティブ住宅例
中納言町コーポラティブ住宅(2008年11月竣工)
中納言町コーポラティブ住宅画像ギャラリー
企画 | 有限会社バルプラン |
設計 | 株式会社VANS |
施工 | 株式会社絹輪建設 |
価格 | 2000万円~4500万円 |
国富2丁目コーポラティブ住宅(2010年3月竣工)
国富2丁目コーポラティブ住宅画像ギャラリー
企画 | 有限会社バルプラン |
設計 | 株式会社VANS |
施工 | 株式会社プロズジャパン |
価格 | 1900万円~3600万円 |