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エリアリノベーション

2012-09-23

毎日の仕事の中で、様々な土地や建物に出会いますが、
その対象物件のまわりにも必要以上に目がいってしまいます。


本来なら、周囲の状況や境界の状況を確認すればよいだけなのに、
「おっ、隣のこの建物は古いけどリノベーションしたらおもしろそう、
一緒に開発できたら、お互いにこんなメリットがでるのになあ。」
とついつい勝手に妄想を膨らませてしまいます。


その物件だけを見て、余計なことを考えなければ、
もっと商売上手になれたのかもしれません。。。


でもどうしようもないです。性格ですし、病気みたいなものです。
自分の仕事の究極の目的が"まちづくり"だと思っていますので、
この仕事でどうしたらまちがよくなるだろう、まちが元気になるだろう、
と考えないわけにはいかないのです。


一件一件のリノベーションはもちろん大切ですが、
それが地域に波及していくような「エリアリノベーション」を
やっていきたいと思っています。


先日の日経新聞に「深化する都市開発」という記事があり、
東京や大阪の最新の再開発が紹介されていました。


グローバルな競争力が問われる都心部では、
都市開発の"深化"が問われている、という趣旨のもので、
再開発という従来の表現が使われていますが、
新しい発想により都市の魅力を向上させるという、
大規模版エリアリノベーションが行われているのだと感じました。


また、その記事で紹介されている事業者でもある、森ビルの歴史を
紹介した本を最近読みました。


出来上がるものが華やかですが、再開発を成し遂げてきた、
強い意志とその企業努力に感銘しました。


地域に根ざし長い時間をかけてプロジェクトを実現し、
まちのリノベーションに貢献してきたことは、
個々の事業には賛否あるのかもしれませんが、
その功績は歴史的に評価されるものだと思います。


こういうことをやる企業なり人なりがいるかいないかは、
実は都市にとって大きな問題のような気がします。


東京と岡山のような地方都市とでは、事業のあり方は異なるでしょうが、
エリアリノベーションが必要なことは間違いないです。


岡山でも特に中心部は、老朽化した建物や空き家や空き地が
あちこちに見られます。


どこをどうリノベーションしていけばよいか、
答えは一つではないですし、タイミングで変わってきます。


いずれにしても、まちの未来を考えると、
何らかの仕掛けが必要です。


どんなに小さくても、きっかけとなるリノベーションを仕掛け、
それが周囲に拡がっていくような動きを
地道に続けていくしかないのではないでしょうか。


今岡山のとある場所で、そういった企画をはじめています。
地主さんに提案が受け入れてもらえるか分かりませんが、
うまくいけば、その周辺にアメーバのように広げていって、
エリアをリノベーションしていきたいと思っています。


不動産屋が変われば、まちが変わる。
このモットーを胸にがんばっていきます。



(イシイ)


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